Teams の GitHub アプリが Copilot と統合。通知から PR まで


何が発表されたか

GitHub は Microsoft Teams 向けの新しい GitHub アプリを発表しました。通知と Copilot を一つにまとめたアプリです。

公式の説明では、チームが Teams の会話から離れずに、Issue を修正へつなげ、コードを速く届けられるようになります。

このアプリは、以前「GitHub notifications」と呼ばれていたものです。名称が変わり、Copilot との連携が加わりました。

通知から Pull Request までの流れ

公式は、Issue の通知を Pull Request に変える例を三つの段階で示しています。

1. 通知を受け取る

最初の段階は、バグ報告が Teams に届くところです。GitHub 上の更新が、会話の場に流れてきます。

2. @github に依頼する

次の段階では、通知に対して @github をメンションします。公式の記述では、@github が次の三つを行います。

  • Issue を調査する
  • バグを修正する
  • Pull Request を作成する

通知を見てから別のツールを開き、手作業でブランチを切る、という流れとは異なります。起点は Teams 上の会話です。

3. チームがレビューして出荷する

最後の段階は、人によるレビューです。チームが修正をレビューし、テストし、マージします。

公式の流れでは、作成までを @github が担い、確認と取り込みはチームが担います。マージの判断は人に残る形です。

通知を受け取れる場所

通知は、チャンネル、グループチャット、個人チャットで受け取れます。受け取った場所で @GitHub をメンションすれば、更新を行動につなげられます。

チャンネルで届いた通知なら、チームの全員が同じ会話の中で状況を追えます。個人チャットなら、自分宛ての通知を自分で処理する使い方になります。

どの場所でも共通するのは、通知の場と依頼の場が同じことです。GitHub の案内が強調する点も、この「会話から離れない」ことです。

導入と移行の手順

新しいアプリは Microsoft Teams で入手できます。すでに使っているアプリによって、必要な対応が異なります。

GitHub notifications を使っている場合

すでに GitHub notifications をインストールしているなら、アプリを最新版に更新します。

公式は、既存の通知機能は引き続き動作すると明記しています。

レガシーの GitHub アプリを使っている場合

レガシーの GitHub アプリを使っている場合は、期限があります。このアプリは「GitHub (deprecated)」に名称が変わり、11月16日に廃止されます。

Teams で Copilot を使い続けたい場合は、統合された新しい GitHub アプリをインストールします。公式の案内に、インストール用のリンクがあります。

廃止日が決まっているため、レガシー版を使うチームは早めの切り替えが必要です。

初回の接続手順

統合版アプリでは、@GitHub をメンションし、表示されるプロンプトに従います。必要な操作は次の二つです。

  • GitHub アカウントを接続する
  • リポジトリを選択する

接続とリポジトリの選択は、会話の中で案内されます。管理画面を探し回る前に、まず @GitHub と書いてみる形です。

誰に関係する話か

GitHub の案内に沿って整理します。

Teams で GitHub の通知を受けているチーム

通知を受けているだけのチームは、まずアプリの更新が対象です。既存の通知機能は動き続けます。そのうえで、@GitHub への依頼が使える状態になります。

レガシーの GitHub アプリを使っているチーム

最も影響が大きいのはこの層です。11月16日の廃止前に、統合版へ移る必要があります。Teams で Copilot を使う場合も、統合版が前提です。

バグ報告を Teams で受けるチーム

公式の例は、バグ報告が Teams に届く場面でした。報告を受けた同じ場所で、調査、修正、Pull Request の作成まで依頼できます。

そのため、対応の最初の一手が早くなる可能性があります。ただし、レビュー、テスト、マージはチームの作業のままです。

導入の前に確認すること

導入を決める前に、次の点を確認します。

  • 利用に必要なプランや料金
  • 管理者による設定や権限の詳細
  • @github が対応できる Issue の種類や範囲
  • 修正の品質に関する指標

確認先は、GitHub の公式ドキュメントと、Changelog の案内にある GitHub Community のディスカッションです。

関連する更新

同じ Changelog の関連投稿には、10月15日付の「Multi-repository support and other improvements for GitHub in Slack and Teams」があります。Slack と Teams の GitHub 連携は、続けて更新されているようです。

内容は、該当の投稿で確認できます。

まとめ

Teams の新しい GitHub アプリは、通知と Copilot を一つにしたものです。要点は次のとおりです。

  • 通知は、チャンネル、グループチャット、個人チャットで受け取れる
  • @GitHub のメンションで、Issue の調査、修正、Pull Request 作成を依頼できる
  • レビュー、テスト、マージは、これまでどおりチームが行う
  • 旧 GitHub notifications は更新すれば使い続けられ、通知機能も維持される
  • レガシーの GitHub アプリは「GitHub (deprecated)」となり、11月16日に廃止される

レガシー版を使っているチームは、廃止日までに統合版へ移る必要があります。そのほかのチームは、アプリを更新したうえで、@GitHub への依頼を試す段階です。

出典

内容は確認日時点のものです。最新の情報は、出典の公式ページで確認してください。

関連記事

本記事は、公式情報(GitHub Changelog)の内容を整理したものです。私が実際に使った感想ではありません。アフィリエイトリンクは含みません。 確認日: 2026-10-25 / 出典: https://github.blog/changelog/2026-10-23-turn-notifications-into-code-with-github-copilot-in-teams